Windows 7をUSBからインストールしてみる
いろいろな記事がありますが、なぜか、ほとんどの作業をコマンドラインからやろうとしている記事ばかり。diskpartなんて使わなくてもいいのに・・・。
ということで、超お手軽バージョン。でも作業ホストはVista Only。
また、USBディスクは、4GB以上必要です。たぶん。
USBディスクを適当にフォーマットする
USBディスクはすでにフォーマットされていることが多いですが、工場出荷時のフォーマットだとブートセクタの転送に失敗することもあるので、フォーマットし直しておくことが無難。
エクスプローラからでもどこからでも、NTFSでもFAT32でもOK。クイックフォーマットしちゃいましょう。
DVD-ROMからファイル群をコピーする
Windows 7のメディア(ISOをマウントしたものでも物理媒体でもOK)からすべてのファイルをコピーする。エクスプローラで全選択してコピーしてもいいですが、遅い可能性があるので、ここは、robocopyに登場してもらった方が無難。
コマンドラインでも、「ファイル名を指定して実行」でもかまわないので、
robocopy E:\ G:\ /MIR
ここでは、E:がDVD、G:がUSBディスクという前提なので、適当に修正してください。
USBディスクにシステムを転送
元ディスクにあるboot\bootsect.exeというコマンドを使ってUSBディスクにシステムをコピーします(この処理には管理者権限が必要です)。
e:\boot\bootsect /nt60 G:
ここでも、G:は、USBディスクという前提。
これ、USB側のコピーを使わない方がいいのは、USB側のファイルを使うことによって、このコマンド自身がボリュームの排他ロックをとれなくなるから。まぁ、排他ロックしなくてもたぶん問題ないんですがね。
これで作業完了。MSDNからダウンロードしたISOを直接マウントして作業した場合には、10分程度で終わる作業です。
DVDを無駄に消費しない上に、全体の作業も高速化されるのでメリット大。やらない理由はありません。