Silverlight Tools Alpha

今のところ、Orcas上では、Silverlight用のXAMLを直接いじることは出来ないので、その部分に関しては、Expression Blend 2にお世話になることになる。Silverlightでは、XAMLは完全に独立したソースで、コードビハインドのC#のコードなどは、JavaScriptでDOMを操作するように、

Canvas tb = (Canvas)can.FindName("parentCanvas");

Path SecondHand = (Path)can.FindName("SecondHand");
Path minuteHand = (Path)can.FindName("MinuteHand");

のような形で参照する。これによって、XAMLの独立性が高まり、コーディングを完全に独立して行えるメリットがあるが、一方で、JavaScriptのような実行時エラーに悩まされることになる面も少なからずあると思う。

また、OSにインストールされているmscorlib.dllは使わないというか、Silverlight専用のmscorlib.dllを使わなければならない。そのため、コマンドラインで指定するならば、

csc /nostdlib "/lib:C:\Program Files\Microsoft Silverlight" /r:agclr.dll /r:mscorlib.dll /r:system.dll ...

のように指定しないといけないようだ。
逆に言えば、これだけを踏まえれば、デバッグ以外では、特にOrcasの必要性はないとも言える。

Visual Studio Codename Orcas Beta 1

Silverlight 1.1 Alphaで遊ぶために、Orcas Beta 1をインストールしようと考え、MSDNからISOファイルをダウンロードしてきました。そのサイズ、なんと、5.8GB。今まで、DVDイメージのマウントに何の問題もなかったVirtualClone Driveですが、さすがに4GB越えはできないようで、このイメージをマウントすると、セットアップの途中でエラーが発生してしまいます。仕方がないので、DVDに焼こうかなぁとも思ったのですが、手元には、4.7GBのメディアしかなく、これも断念。今更、Adwareだらけな上に、いろいろとセンシティブな問題を抱えているDaemonToolsに戻りたくはありません・・・。

VMware

VMwareのISOマウントは良くできていて、こちらでは4GB強のISOファイルもマウントできます。ということで、今回は、回りくどいし、パフォーマンスも出ないかもしれないという覚悟の上で、VMware上で動作しているXPにこのDVDイメージをマウントし、それをファイル共有経由で参照することにしました。やってみたところ、難なく成功。速度も全く問題になりませんでした。

f:id:espresso3389:20070606040041j:image