How to Write a WIC-Enabled CODEC and Get Full Platform Support f

Windows Imaging ComponentというWindows Vistaで導入される画像のコーデックを書くための方法。

http://msdn.microsoft.com/library/default.asp?url=/library/en-us/dnlong/html/wiccodec.asp

このコーデックを実装すると、エクスプローラでサムネイルが出たり、Windows フォト ギャラリーで画像を管理できるようになるだけでなく、WPFのアプリケーションから簡単に画像を編集できるようになる。WPFなので、XAMLから画像として読み込むことも出来るようになるわけだ。

いやー、やっとここまで来てくれたかという感じはある。Windows XPのプレビューなんて、何の拡張性も無かったわけで、ある意味ではジレンマがまだまだ続くのだけれども、Vistaに関してだけは、これでうちの会社で作っている画像フォーマット群に対しての簡単なサポートはできるようになる。メタデータ(EXIF, IPTC, XMP)や、カラープロファイル、マルチページ、解像度多重の画像の扱いがこれまでのWindowsに比べて格段に良くなっている。ただ、エクスプローラのシェル拡張である、IPropertyStoreに関しては、別個に実装しないといけないようだ。

これを実装すれば、Windowsだけで今までの画像管理ソフトのほとんどの機能は事足りることになるわけで、うちの会社が販売しているようなツールが微妙に危ういわけではあるけれども。

手始めに、JPEG2000のデコーダでも書いてみるか。