Vista Homeはライセンス上、VM上で使えないという情報

結局、ライセンス条項の真意は誰にも分からないようですが・・・。

Microsoft denies some Vista editions to run virtualized

普通に読めば、「Virtual PCVMwareで使うためには、Vista BusinessあるいはUltimateを買ってね」という意味にとれるのだが、それはあまりにも悲しい。なにがうれしくて、VM用にわざわざ高いライセンス料を払わないといけないのか。VM上では、どうせ、Aeroとかも使えないわけだけど(リモートデスクトップで使えたのだが、RC2では使えなくなっている模様)、それでも最も高いエディションを買わなければならないなんて・・・。だとすれば、この条項、MSDN版でも付いていたら嫌だなぁと思う。事実上、Home Editionでのテストが出来ないということになってしまう。

コメントの中には、前向きに理解しようというものもあって、これは、「Vista上にインストールしたVirtual PCVMware上に同じライセンスでインストールは出来ません」と理解するもの。これだったらまぁ、納得なんだけど。今までと同じでしかないので別に構わない。むしろ、Ultimateだったら、VM用のライセンスが付いてくるという意味ではお得感すらある。

そういう意味では、ベータ版のOSってすごく自由だなぁと思う。同じキーで、すでに、5台ぐらいにインストールしちゃってるし。まぁ、そのほとんどが開発目的なので、MSDNWindows Vistaがリリースされれば、それに置き換えるだけなので別にライセンス上も何の問題もないんでしょうけど。

  1. 補足

Virtual PC 2007 Betaのページには、

Support for Windows Vista as a guest operating system

This beta release of Virtual PC 2007 introduces support for Windows Vista as a guest operating system. The following versions of Windows Vista are supported: Windows Vista Business, Windows Vista Enterprise, Windows Vista Ultimate.

とあるので、Homeなどは本当にサポートされないようですね。