Bash on Ubuntu on Windows をインストールしたらやっておいた方がいいこと
別に特に重要なことを書くわけでもありませんが、一応。
/etc/hosts の調整
いろんなコマンドをたたく度に、例えば、 sudo のケースですが、
sudo: unable to resolve host KOFFIE
みたいな警告が出てきます(KOFFIEは私のマシンの名前)。これは別に実害はないんですが、鬱陶しいので、 /etc/hosts の最初の行に、ホスト名を書き足せばいいです。具体的には、こんな感じ:
127.0.0.1 localhost koffie # The following lines are desirable for IPv6 capable hosts ::1 ip6-localhost ip6-loopback fe00::0 ip6-localnet ff00::0 ip6-mcastprefix ff02::1 ip6-allnodes ff02::2 ip6-allrouters ff02::3 ip6-allhosts
/etc/apt/source.list の修正
ubuntu だと皆さん大好き apt-get が使えるわけですが、デフォルトでは、USのサーバーを参照しに行っちゃいます。
これを日本のミラーに変更しておきましょう。日本国内のミラーとしては、次のページが詳しいです。
日本国内のダウンロードサイト | Ubuntu Japanese Team
私は、 jaist を使っています。1行目と2行目の http://... の部分だけをミラーのURLに書き換えます。
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu trusty main restricted universe multiverse deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu trusty-updates main restricted universe multiverse deb http://security.ubuntu.com/ubuntu trusty-security main restricted universe multiverse
/etc/default/locale
俺は日本語が嫌いなんじゃっていう人(私のことですが)は、 /etc/default/locale を修正して、一度、 bash を起動しなおすと、英語に変更できます。
# File generated by update-locale LANG=en_US.UTF-8
まとめ
Windows の環境とシームレスというわけではないですが繋がっていて、Windowsのフォルダ内のファイルを探し回るっていうのにも、 findstr とかいう得体のしれないコマンドではなくて、 find とか grep が使えるようになりました。
Linux のマジバイナリが動くので、例えば、 Android SDK/NDK なども、Linux版が使えるようになり、 Windows版の存在価値が半減したというか、個人的には、もう、Linux版使えばいいや的な感じになってきました。
cygwin もそろそろ引退かなっていう感じすらしてきます。
まぁ、cygwinには、minttyが付属しているので、正直、cmd.exeなんか使いたくないっていう話もあるでしょう。
そういう人には、
なんかは意外とお勧めです。接続先に、「Ubuntu Bash (WSL)」という項目があり、これを選択すると、ローカルの bash に接続できます。
こいつ、ローカルのGUIに癖があり過ぎたり、起動が微妙に遅かったりなど問題がないわけではないですが、機能面では他のターミナルアプリ群は太刀打ちできないレベルなので、インストールしておいても損はないです。
おまけ
Visual Studio Code の Integrated Terminal を bash on Windows にすることもできます。
settings.json に、次の一行を足すだけ。
"terminal.integrated.shell.windows": "C:\\Windows\\sysnative\\bash.exe"